2019年11月26日火曜日

昔の作品を作り直しています

私が昔作った「可憐ENGLISH」というゲームを手直し中です。
4年も前のやつです。
需要は全然ないと思うんですが、まあ気にせずに。やりたいからやってるという感じ。

自分でつくったコモンを読み解くのが面倒くさくて、いっそ1から作った方が早いんじゃないかなとか思っています。

絵を全部描き直そうとしてるんですが。

こんな感じに変わりました。
4年前はタブレットとかなくて、マウスでがんばって線を引いてたんですよ。無料のお絵かきソフトで。
絵柄同じ感じにしようかなと思ったんですけど、色々描いてみた結果こんな感じになりました。どうせ描き直すなら全然違う感じがいいかと。
そうしたら家族に前の方がいいと言われてしまって、ちょっと考え中です…。

2019年11月18日月曜日

「一朶の仇花 」感想

さかあがりさん作の「一朶の仇花」の感想です。
第11回ウディコンで5位という高順位を獲得した作品だけあって、すごくよくできた作品です。
何もかもがシンプルかつハイクオリティです。
やはりパッと見で印象深いのは、画像のレベルの高さでしょうか。
画面構成がとってもおしゃれで雰囲気が出ています。
私が特に好きなのは色使いです。和風ゲームの特徴によくあってて、落ち着いたきれいな配色。
マップにしろ立ち絵にしろUIにしろ、無駄なものがなくてそぎ落とされていて、それなのに美しくてすごいなあと思います。これは本当に上手い人にしかできないなと。
私なんかは下手くそなので、ごてごて飾ってごまかしてしまえ!みたいな気質があるので、ハイレベルな画像に尊敬の念を禁じえません。
メッセージウィンドウの表示が変わる等、細かいところまでこだわって作られたんだなあということがひしひしと伝わってきます。
シナリオもいい。短いんですけど、きれいにまとまっていて、キャラクターの掛け合いが多いので、ゲームしてても面白いし、それぞれのキャラクターに愛着がわきます。話としては重いんですが、テンポもいいし、軽い掛け合いが要所に挟まるし、バランスがすごくいいです。何より設定が好き。姫様とかっこいい忍びの主従関係とか、軽い感じだけど実は実力者な兄さまとかおいしすぎる。
ゲームの難易度は易しめ。ゲームが苦手な人にも優しい!方向音痴なくせにマップを適当に歩きすぎて終始迷子になっていらない戦闘を山ほど重ねましたがサクサクなので苦ではなかったです。戦闘が簡単すぎると思う人もいるかもしれませんが、ボスはちょっと歯ごたえがあって私みたいなゲーム下手にはちょうどいい塩梅な感じです。適当に進めててもクリアできる親切設計。
ストーリーの進行に従って演出が凝っててすごいのですが、終盤のホラーっぽい演出はひいいってなりましたが、なんとか大丈夫でした。でも心臓がぎゅってなった。


感想にファンアートをつけるという謎の縛りを勝手に決めたせいで、なかなかプレイしたゲームの感想が増えていきません。やっと4作目だー。
どうしても墨くんをかっこよく描きたくてがんばってたんですが、なかなか思うように描けなくて、色々ごまかしてやっとこんな感じ…(かっこよくない…)
かなり難産でした。一度諦めて姫様を描こうとしたんですがそれはそれで難しく。この絵も色々と変ですが自分なりにだいぶがんばりました。どうにか感想をお披露目できてほっとしています。

2019年11月15日金曜日

「ひたすらドラゴンを倒すだけ」感想

「ひたすらドラゴンを倒すだけ」
ゲーム内容はこのタイトルに集約されています。
ただドラゴンを倒す。それがこのゲームの目的です。
最初はHPが1しか削れません。
圧倒的な力の前に何度も何度も主人公は倒れ伏します。
しかし何度打ち倒されても、何度でも何度でも主人公は立ち上がる。
イベントをこなすうちに徐々に与えるダメージが大きくなり、最後にドラゴンを倒したときにはなかなかの達成感が味わえます。

ドラゴンに挑むごとに街に人が増え、少しずつイベントが進みます。
多く語られない中にも、それぞれの住人の背後にドラマが見え、なかなか奥深いです。
何度も話しかけるせいか、住人に愛着が湧いてきます。
口の悪い勇者さんとか、優しいおばあさんとか。
厳しいことを言いながら毎回毎回蘇生させてくれる尼さんとか。

最初私はこのゲームをやるつもりはなかったのですが、あきね工房さんのレビューを読んでやってみようという気になりました。
(ちなみに同じ記事で星紡ぎもレビューしてくださってます。感激です。ありがとうございます)
敢えて序盤はマップのレイヤー機能を使いこなせてない感じにしていたり、気の抜けたドラゴンのタイトル画面など(このドラゴンの絵、私はめっちゃ好きなんですが愛おしいんですがまあそれはそれとして)それをサムネ画像にしていたので、「これは多分玄人好みのやつだな!」と思っていたんです。
でも初見とクリア時で大きく印象が変わるという一言に惹かれてプレイしてみました。

とても面白かったです。
ほとんど基本システムだし、画像も音楽もデフォルトのものだと思うんですが、工夫次第で面白いゲームって作れるんだな~と思いました。
テキストセンスがいいんだろうなあと思います。
短いセリフの中にぐっとくるものがあるんですよね。お花を植える女の子とか。

実績システムが特に良かったです。
結局4周ぐらいして全実績を埋めるまでプレイしてしまいました。
普段あんまりやりこみとかやらないんですが。
短くて面白いから、やってやる!みたいな気になったんだと思います。


このゲームはウディコン期間中にプレイしていたんですけど、ファンアートを描くのに時間がかかって、感想をアップするのが今になってしまいました。
生まれて初めてドラゴン描いたよ。なんか変だよ。初めてだからしょうがないね…。ということにしておこう。

(※追記…何が変かって翼が両方同じ面向いちゃってるよ。なんという初歩的な失敗を)

2019年11月5日火曜日

「ヴァーミリオンの青空」感想

長かった……やっと…やっとクリアしたよ!ヴァーミリオンの青空!

この作品は第11回ウディコンで総合順位2位に輝いたすばらしい作品です。作者は秋月ねこ柳さん。ジャンルは探索アクションゲーム。マリオみたいな感じ?
コンテスト期間中からすごく評判が良くて、面白いという感想をそこここで見かけました。
そんなわけでやってみていたんですが……当初私には「楽しむ」の域にまで進むことができませんでした。
というのも、ゲームが下手すぎて!!
このゲームは親切なことに難易度設定があるんです。
ゲーム下手の自覚はありますからもちろん難易度一番下の「ゆるい」でスタート。
それなのに、本当に最初の最初の、二つめか三つ目のマップで死んで死んで死に過ぎてもうさっぱり進めない。
他の人はすごく楽しんでいるし難易度「ヤバい」でクリアしてる人だってたくさんいるんですから、明らかにおかしいのはゲームの方でなくて私の方です。
小一時間くらい格闘したと思うんですが、もう私には向いてないのだとあきらめていました。

で、先日、ゲームパッドを買ったんですよ。次に作るゲームはパッド対応のものにできたらなと思って。
そして、ふと思ったのです。
キーボードでは難しすぎて進めなかったけど、ゲームパッドなら「ヴァーミリオンの青空」もクリアできるのではないか……!?と。
早速ゲームパッドでプレイしてみると、どうしても超えられなかった難所がどうにかこうにか超えられたのです!やったー!!(※普通の人にとってはたぶん全然難所でもなんでもない)
このゲームのいいところは、進めれば進めるほど、どんどんパワーアップしていくところ。
主人公のハーピーちゃんがちょこっとしたジャンプしかできなかったものが、進めるに従ってどんどん飛べるようになっていく。最初は避けるしかできなかった敵も倒せるようになり、進めなかったところにどんどん進めるようになっていく。
操作感も気持ちよく、特に飛んでいるときの浮遊感がすばらしいです。
純粋にすっごく楽しい。
難易度「ゆるい」ならごり押しで進めるところが私みたいなタイプにはとってもありがたいです。
とげとげのところもダメージくらいまくりながらごり押し!羽をひとつとってはセーブ!セーブポイントに戻ったら体力が満点になるので、そうやってごり押しごり押しで進めてこんな私でもクリアできましたよ…!
中ボスが強すぎて心折れそうになりましたが強すぎる敵はスルーできるのも親切。

ゲームオーバーなりまくってるのでプレイ時間は実際にはこれの1.5倍くらいは軽くいってると思う。
隠しボスはいまだに倒せていません。何度も挑戦してるんですが…難しすぎる。難しいけど面白いので何度も挑戦してしまう。
ハーピーちゃん描いてみた。続編が楽しみです。
「ヴァーミリオンの青空」てタイトルが不思議でいいですよね。朱色の青空。

最後のお祭り[フリゲ2023]

 12月と言えば毎年楽しみにしているイベントがありまして。 「フリゲ20××あなたが選ぶ今年のベストフリーゲーム」 というものです。 フリゲ界隈でSNSやってたらとっても有名な投票企画で、毎年、その年に発表された(または更新された)フリーゲームで気に入ったものに投票する、というも...