2019年11月15日金曜日

「ひたすらドラゴンを倒すだけ」感想

「ひたすらドラゴンを倒すだけ」
ゲーム内容はこのタイトルに集約されています。
ただドラゴンを倒す。それがこのゲームの目的です。
最初はHPが1しか削れません。
圧倒的な力の前に何度も何度も主人公は倒れ伏します。
しかし何度打ち倒されても、何度でも何度でも主人公は立ち上がる。
イベントをこなすうちに徐々に与えるダメージが大きくなり、最後にドラゴンを倒したときにはなかなかの達成感が味わえます。

ドラゴンに挑むごとに街に人が増え、少しずつイベントが進みます。
多く語られない中にも、それぞれの住人の背後にドラマが見え、なかなか奥深いです。
何度も話しかけるせいか、住人に愛着が湧いてきます。
口の悪い勇者さんとか、優しいおばあさんとか。
厳しいことを言いながら毎回毎回蘇生させてくれる尼さんとか。

最初私はこのゲームをやるつもりはなかったのですが、あきね工房さんのレビューを読んでやってみようという気になりました。
(ちなみに同じ記事で星紡ぎもレビューしてくださってます。感激です。ありがとうございます)
敢えて序盤はマップのレイヤー機能を使いこなせてない感じにしていたり、気の抜けたドラゴンのタイトル画面など(このドラゴンの絵、私はめっちゃ好きなんですが愛おしいんですがまあそれはそれとして)それをサムネ画像にしていたので、「これは多分玄人好みのやつだな!」と思っていたんです。
でも初見とクリア時で大きく印象が変わるという一言に惹かれてプレイしてみました。

とても面白かったです。
ほとんど基本システムだし、画像も音楽もデフォルトのものだと思うんですが、工夫次第で面白いゲームって作れるんだな~と思いました。
テキストセンスがいいんだろうなあと思います。
短いセリフの中にぐっとくるものがあるんですよね。お花を植える女の子とか。

実績システムが特に良かったです。
結局4周ぐらいして全実績を埋めるまでプレイしてしまいました。
普段あんまりやりこみとかやらないんですが。
短くて面白いから、やってやる!みたいな気になったんだと思います。


このゲームはウディコン期間中にプレイしていたんですけど、ファンアートを描くのに時間がかかって、感想をアップするのが今になってしまいました。
生まれて初めてドラゴン描いたよ。なんか変だよ。初めてだからしょうがないね…。ということにしておこう。

(※追記…何が変かって翼が両方同じ面向いちゃってるよ。なんという初歩的な失敗を)

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