ゲームを作る時に活用しているツールやサイトなんかの紹介です。
ウディタを使ってらっしゃる方にはぜひおすすめしたいツール。特にコモンイベントをよく使う方なら入れておくとかなり効率アップすると思います。
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cliborクリップボード拡張ツールなんですが、私が普段お世話になっているのは、定型文を登録しておく機能。
IMEの単語登録機能だと複数行にわたる文章を登録することができませんが、cliborではそれが可能です。ウディタでよく使うコマンド文を登録しておくことができるようになり、制作効率が劇的にアップしました。
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OneDriveクラウドストレージサービス。PCが破損したときもデータをクラウド管理しておけば安心です。以前はdropboxを使っていましたが、容量がいっぱいになり。onedriveは月224円で100GB まで利用可能とコスパがいいので、今はこちらを主に使っています。5GBまでならOneDriveも無料で使えます。以前作りかけのゲームのデータが破損したとき、OneDriveのバージョン履歴機能でデータ復元ができてすごく助かりました。クラウドに保存するといってもPCにローカルで保存するのと手間は変わらない(バックグラウンドで自動でクラウドにあげてくれる)ので、ゲーム制作してる方はクラウド保存がマストだと思います。
ウディタでアニメーションを作る時、アニメーションの1コマ1コマを一枚のピクチャにまとめる必要があります。(スプライトシートと呼ぶそうです)↓こんな感じに。
このピクチャを一枚一枚並べるという作業がわりと面倒なのですが、TexturePackerを使うと簡単に、ばらばらの画像を一つにまとめることができます。
タスク管理ツール。私は主に思いついたことを無造作に書きつけたり、参考にしたい画像を張り付けてまとめておくのに利用しています。カード式でソートが簡単なので、雑多な情報をまとめるのに向いてると思います。公開ボードにしちゃうと外部の人にも情報が見えちゃうので必ず非公開に設定するよう注意。
カラーコードを入力するとウディタ用に最大値255/200/100/9のいずれかを選択してRGB値を算出してくれます。最大値200で表示してくれるのが本当にありがたい。
音声編集ソフト。無料で高機能。ちょっとしたSEの作成と編集はこれで。
表示された色が好きか嫌いかを選択してオリジナルのカラーパレットが作れます。選択した色に合う色をAIが提案してくれます。配色に悩んだときとかに使ってます。
こちらも配色の参考に。実際の配色のイメージがしやすいです。色の勉強にもなる。
イメージしたことを言葉にするのが苦手なので、しっくりくる描写表現を探す手掛かりにしています。
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ゲームUIブログ色んなゲーム(主にスマホアプリなのかな?)のUIが表示された画像を集めたサイト。デザインの参考にしています。
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ゲームUI演出ソーシャルゲーム会社のUIアニメーションデザインーの方がUIデザインの色々なTIPSを教えてくださっているサイト。勉強になります。
海外のゲーム系フリー素材サイト。
おまけ 本系
◆SAVE THE CATの法則 本当に売れる脚本術(ブレイク・スナイダー著)
これは本ですが、シナリオを考えるうえでかなり勉強になりました。映画のシナリオの書き方の本なのですが、小説やゲームのシナリオにも応用できる箇所がたくさんあり、すばらしい本です。
◆ゲーム開発者の地図:20年の個人開発から学んだこと
ウディタの生みの親、SmokingWOLFさんの著書。ゲームを作るうえで役に立つ話が満載。
(以下1/11追記)
◆ゲームシナリオ入門―基礎知識から設定・キャラクター・プロット・テキストの技法まで
(北岡 雄一朗著)
アイデアの出し方に関するヒントや、シナリオの組み立て方など、参考になることが多かったです。特にプロットを組み立てる際、まず大枠から作って細部を作っていく方法や、起承転結…の時系列にプロットを組み立てていくのではなく、最初にイベントのアイデアをたくさん出してから、パズルのように組み合わせていく方法について説明してあり、プロット作成で行き詰まることが多い人にはかなり助けになる本ではないかと思いました。