2019年8月27日火曜日

「星紡ぎ」制作記録のような覚書1

「星紡ぎ」制作中はほとんどブログを更新していなかったので、今思い出しながら制作中のことを書き留めておこうと思う。

6/13の仕事中にふと、ゲーム作りたいな…そういえばウディコンが近いな…と思った。
しかし一か月とちょっとしかない。作れてもミニゲーム的な何か。
ただ私は長編ゲームを作ろうとしては挫折しまくってて、ほとんどゲームを完成させた経験がないので、ミニゲームでも完成させることは自分の経験値的な意味で重要なのではないかと思った。なので、何かしら作って参加することに決めた。
で自分が好きなミニゲームを考えてみた。
FF9の「ここほれチョコボ」が好きだったので、お宝さがしゲームみたいなものがいいかなと思った。
出来たものは何だか似ても似つかない感じになったが…。
今思うと変にオリジナル要素をいれずに、元ネタのシステムと同じように、時間制限式のお宝さがしゲームにしておけばもうちょっと作業感が減って面白いゲームになったのでは?と思う。

あと育成ゲームが好きなので、最初は一つの星を育成するゲームという案もあった。
素材を集めて何かを作るというシステムは「マリーのアトリエ」の影響を受けていると思う。これもお気に入りのゲーム。

世界観的なものは普段から考えていたこととか昔書いた物語とかが下敷き。
初期のコンセプトメモを見ると「ねえ、ボクと一緒に星屑拾いにいこうよ」と書いてある。
昔書いたお話がそんな感じだったので。
作ってるうちにやや当初の計画から外れた気もする。
世界観の話はまた今度詳しく書きたい。

それまでに作っていたゲームで、クォータービューのマップを描くシステムまではできていた。これを流用することにする。
逆に言うとそれしかできていなかった。
キャラクターを1マス動かすシステムに一日かかり。
立ち絵は1キャラクター描くのに平均三日かかり。
メニューを描画してカーソルを動かすだけで一日かかり。
自作システムって大変だなあと思った。(おとなしく選択肢コマンドを使えばよかった)
ただ苦労した分、思い通りに動いた時の嬉しさはひとしお。

システム面ばかりに気を取られてシナリオがなかなか進まない。
書こうとは思うのだけど、全然筆が進まず、その時間がもったいないから何か作業をしようとして、結果、後回しにしようと思っていたコンフィグ画面やらバックログやら果てにはどうでもよさそうなお部屋の模様替え機能やらが実装されていく。
しかしメインのシナリオが進まない…。

そうこうするうちにウディコンが始まった。

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