2021年1月12日火曜日

ウディタ小技 一枚のピクチャ番号に複数のピクチャを表示する+簡単な顔グラ表示方法

初心者さん向けピクチャの話。

ウディタではピクチャそれぞれにピクチャ番号が振られていて、一枚のピクチャ番号に一枚の画像を表示することができます。

たとえばこの画像


これは以下の背景の絵と女の子の立ち絵と、ウィンドウ画像の3枚のピクチャ画像が使われているのですが、それぞれに別々のピクチャ番号が割り当てられています。



では問題です(?)こちらの画像。ピクチャを何枚使っているでしょう。

この無数に表示されてるハニワさん。
これは三種類のハニワさんを使っているのですけど。

なんと一枚のピクチャ番号にたくさんのハニワさんを表示しているのです。

方法はとっても簡単。
ウディタは特殊文字というのがあって、表示する文字の制御ができるのですが、この中に、\img[ファイル名]というピクチャを表示するものがあります。これを使います。

ピクチャの「文字列をピクチャとして描画」のところで¥img[ファイル名]を使うと、1つのピクチャ番号内で、何個でもピクチャを表示することができるのです。


1体のハニワ表示。


1つのピクチャ番号にいっぱいのハニワ。

更に、次に表示する文字の位置をずらす制御文字と組み合わせて使うと、ハニワをランダムに散らすとかもできます。(下記は公式の説明書から引用)
\mx[??] (※??は数値)… 次に表示する文字のX座標を、??ピクセルだけずらします。改行で解除されます。
\my[??] (※??は数値)… 次に表示する文字のY座標を、??ピクセルだけずらします。
\ax[??] (※??は数値)… 次に表示する文字のX座標を、強制的に??ピクセルにします。改行で解除されます。
\ay[??] (※??は数値)… 次に表示する文字のY座標を、強制的に??ピクセルにします。

ピクチャをたくさん表示すると重くなっちゃうのですが、この方法なら表示するピクチャ自体は少なくて済むので、画期的ですね。……と、思いきや!!ウディタで文字列を処理するのってめちゃくちゃ重いんですよね。なので、100枚とか200枚くらいだったら、正直普通にピクチャ番号ずらしてピクチャ表示した方が良いと思います。
でももしかしたら使いどころがあるかもしれないので、小技としてこういう方法もあると知っておくのは良いかもしれない。


余談ですがピクチャ表示じゃなくて文章表示でこれらのコマンドをうまく使って、簡単にキャラクターの顔画像を表示させることもできたりします。

ピクチャ表示&消去のコマンドをいれる必要がないので簡単です。
これは普通におすすめかもしれない。

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